キャッシュレスアドバイザーの商標登録

キャッシュレスアドバイザーとして初出演/2018.10.16ももち浜ストア

遅れましたが、晴れてキャッシュレスアドバイザーと名乗れるようになりましたことをここにご報告します。

こんにちは、キャッシュレスアドバイザー伊藤志保です。 今さら、何を言っているのやらと思われた方もいらっしゃるでしょう。
実は、昨年2019年2月、キャッシュレスアドバイザーと言う名称が第三者によって商標の登録申請をされていたんです。
キャッシュレスアドバイザーと命名してから、拒絶確定までの経緯をここにまとめておきたいと思います。

 

命名

2018.8.6にFBに投稿

私、伊藤がキャッシュレスアドバイザーと名乗りはじめたのは、2018年8月6日。

その年の4月からキャッシュレスの体験記としてコラムの連載の依頼を頂き、同じく6月以降、世間で「キャッシュレス決済」と言う言葉が俄に広がりはじめたところで、7月に地元福岡市がキャッシュレスFUKUOKAと言う実証実験を始めるべくイベントを開催しました。

その時、「キャッシュレス決済」はこれからだと感じ、勝手に命名し名乗り始めた「キャッシュレスアドバイザー」は、当初「スマホ決済アドバイザー」とどちらが良いか迷ったのですが、なにせゴロが悪くどうにもモヤっとした引っ掛かりを感じる。スマホ決済に限らない幅広いキャッシュレス決済と言う観点から、命名しました。

それからキャッシュレスアドバイザーとして福岡市のスタートアップカフェでセミナーを企画・開催したり、メディア出演をさせて頂いたり。このあと、今日に至るまでキャッシュレスアドバイザーとして何度もTV出演をさせて頂いたのですが、小っ恥ずかしいと言うか何と言うか、TVに出て有名になりたいと言うものは持ち合わせていなかったものの、一人でも多くの方にキャッシュレスについて知って欲しいと言う思いで出演させて頂いています。

 

商標を取らなかったわけ

キャッシュレスアドバイザーと言っても、例えばファイナンシャルプランナーの様に国家資格に昇格するようなものとは考えていませんでした。

キャッシュレス決済が普及しようとする今、そして小さなお店や高齢者に普及するであろう3年程度がせいぜい役割を担えれば良いかな、そんな感覚でいました。そのため、この数年のために商標まで取る必要性を感じなかったのです。

時代の変化に伴い、資格取得講座を開講したこともあり、今は多少、その展開や可能性は感じていますが、とは言え、やはり恒久的な役割を担うものではないと言う考えはいまも変わりません。
 

 

これはマズい!!

自分なりに考えあってのことですが、常に商標登録のことが頭の隅にあったために何とは無しに商標検索をしていました。

商標の登録申請がされていることに気づいたのは、私が「キャッシュレスアドバイザー」と名乗るようになって1年後、2019年8月中頃のことでした。 久しぶりに特許情報プラットフォームを検索すると、「キャッシュレスアドバイザー 登録申請中」の文字。

正直、焦りましたし、マズいと思いました。そこで猛烈にググって調べまくるわけですが、何やら異議申し立て的なことができるらしいことが判明。続いて、その確証を得るために、特許庁に電話で問い合わせ。(日頃、ほぼ使わない電話を使うほど緊急事態だった^^;;)

この時の担当者の方がそれはそれは丁寧にアドバイス下さり、ここではじめて「弁理士会の無料相談」と「商標登録出願に関する情報提供」と言うものを知るわけです。

念のため、スタートアップカフェの弁護士の先生にも相談をしてみたところ、申請が通るか否か判断が難しそうな案件だとのアドバイス頂き、それも踏まえてすぐに弁理士会のHPから無料相談を申込み、いざ、向かったのは8月29日。状況を説明したところ、弁理士の先生は特許法を見ながらどこに問題があり、どのように申請書類を作成すれば良いか分かりやすく解説して下さり、審査の時期も迫っていると思われるためとにかく急いで手続きするようにとのアドバイスを頂きました。

アドバイス頂いた通り特許法に抵触していることを明記した上で、私自身がすでに「キャッシュレスアドバイザー」として名乗り各方面で活動している証拠を盛りっと同封して「商標登録出願に関する情報提供」を行いました。因みに、このことは特許情報プラットホームにも掲載されました。

(因みに、セミナー開催やメディア出演がここで大きくな役割が果たすことに…)

 弁理士さんの無料相談翌日に郵送。特許庁から受領書が届いた。

果報は寝て待て

近年、商標の申請件数が多く、従来半年程度で審査の順番が回ってくるようなスケジュール感だったところが、1年近く掛かるケースがあるとGoogle先生に教えてもらいました。2020年になり、かなり頻繁に審査状況をチェックするも、申請から1年経っても審査されず、待ち遠しい日々を過ごしていました。きっと、私以上に申請者ご本人が一番待ち遠しかったはず!

特許庁から提出した書類が拒絶理由に使用したとの連絡

そして、堪りかねた3月27日に電話問い合わせをしたところ、一週間前に「拒絶(商標を認めない)」となっていることを教えて頂き、特許情報プラットホームで拒絶理由も理解しました。これでようやく心置きなくキャッシュレスアドバイザーと名乗れるようになったと言うわけです。

申請した方には申し訳ないけれど、これが通ってしまうと今後「キャッシュレスアドバイザー」を使用することはできないし、名前の変更を余儀なくされるため、できればその状態を避けたいと考えていました。

2019年春から「キャッシュレスアドバイザー養成講座」を開講し、稀に就職や昇進に有利な資格なのか?と言う問い合わせもあり、運用方針も踏まえてモヤモヤしたものがあったのですが、これでようやく吹っ切ることができました。

「キャッシュレスアドバイザー」の今後の運用方針については改定も必要と考えていますが、環境を整えると同時にお金のこと、スマホのこと、セキュリティのことを消費者の目線で語れるアドバイザーの育成が急務と考えているため、第4期生の募集を開始することと致しましたので、合わせてご報告致します。

それにしても、周りで商標登録を申請して承認されている人は多くいるのに、まさか自分が申請どころか拒絶を求めて半年以上もの月日を要することになろうとは、全くもって貴重な良い経験ができたと言うものです。

 

第4期受講生募集

1年ぶりの開催となりましたキャッシュレスアドバイザー養成講座。
時流の変化に合わせて、更なる内容のブラッシュアップを行い、認定試験を導入、受講後試験合格者には認定証を発行することに致しました。

変化の激しいFinTech(フィンテック)業界ということもあり、一般的な認定資格と異なり、開催の度に内容が変更する部分も少なくなく、ただ、そのことこそ消費者の不安感を誘引してしまうとも考えているため、まずは、47都道府県に1名の認定アドバイザーが誕生を目指しています。

キャッシュレスアドバイザー
養成講座 第4期生募集