アクセラレーションプログラム”JUMP START PROGRAM”を終えて

こんにちは!キャッシュレスからはじめるIT経営をサポートする伊藤です。

2年前から取り組んでいるプロダクト開発。
いくつかのアクセラレーションプログラムやピッチイベントなどに参加しつつ、アイデアレベルのプロダクトに磨きをかけてきました。そしてこの2,3月に開催されたアクセラレーションプログラム”JUMP START PROGRAM”で、ようやくプロダクトのベースを築くことができました。

そしてプログラムの最後、成果報告となるVCや先輩起業家の前でのピッチでは、光栄なことに2位と言う評価を頂きました。

実は3度目の参加となるこのプログラム、過去2回とは異なりプロダクトを作り上げると言うもので、タイミング的に願ったり叶ったりでした。

・どんな課題を解決したいのか?
・誰がどんなことに困っているのか?
・その課題は本当なのか?
・どのようにして解決するのか?

などなど、プロダクト開発に必要な事項について、一つ一つ向き合い掘り下げていくと言う実践型のプログラムでした。非常に内容が濃く決して簡単なものではありませんでしたが、このプログラムを通してベースとなるプロダクトの方向性を固めることができました。

最終日のピッチの前にプレゼンの神、澤円さんのプレゼン講座&ピッチ指導がありました。主にスライドの構成についてアドバイスを頂いたのですが、最後に頂いた一言が最も衝撃的でした。

「声のトーンを低く」

と言うもの。

これまで講師をしたりコールセンターの応対コンクール全国2位になったりと話すことに自信もありましたし、声についても聞きやすいと褒められることがほとんどでした。それだけに、声のトーンを指定されたことには驚きました。

ピッチの様子を録画したデータをいただき聞いてみると確かに、高い!

はっきり言って耳障りと感じてもおかしくないレベルに高くなる部分があることが分かりました。ピッチでは緊張のあまり声が上ずってしまいやすいと言うのは誰にでも起こることですが、声のトーンを下げるだけで、女性の場合は信頼を増すそうです。

澤さんに頂いたアドバイスを参考にスライドをブラッシュアップし、声のトーンを意識して何度も何度も練習を行い、その結果が13人中2位という結果に繋がったんだろうと実感しています。

VCの方々からも分かりやすくてとても良いピッチだったと評価をいただき、オーディエンスの方からも引き込まれるような感覚があったと言う言葉をいただき、プロダクト、ピッチ共にとても自信につながるものでした。

これでようやくプロダクトの開発フェーズに入ることになります。ここまで長かったですが、これからはある種終わりのない旅なので、これから先の方がずっとずっと長いんだろうなと感じてまいます。

物語的には第1章が終わった感じです。

これからも色々な出来事に遭遇すると思いますが、一つ一つクリアーしながら世の中に役立つサービスとして開発に取り組んでいきたいと思います。