現場で学んだこと

こんにちは!!
キャッシュレスからはじめるIT経営を推進する、CROSSHEART 伊藤です。

大学で専門的な勉強をしたわけでもなく、中小企業診断士の資格を持っているわけでもなく、ロジカルシンキングもフレームワークも学んでいない私が経営コンサルタントを名乗ったり、ITやデジタルマーケティングの支援をしたりすようになったのか、疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
そこで、自己紹介方々、その経緯をココにまとめておきたいと思います。

製造業の現場で身に付けたもの

全ては、高校卒業後就職した製造業で実践の中からロジカルシンキングを身につけた、と気づいたのはほんの数年前のこと。

在職中に一部上場を成し遂げたこの会社では、トヨタ生産方式を自社流にアレンジして導入しており、末端の社員やパートさんもコスト意識を持って日々、効率化、費用対効果を考えて業務に取り組む環境だった。

代表的な活動がQC活動*。当時はQC活動のQCの意味さえも十分に理解しておらず、ただ、職場環境が良かったことで、楽しみながら業務改善に取り組めたのは、今思えば貴重な経験だった。

QCとは…

QC(品質管理)に関わる活動のこと。 「品質第一の製品を作る」「顧客満足度と従業員満足度を向上させる」「品質を保持するための作業工程の管理・改善を行う」「品質・納期・コストなどの問題を解決するための方法を模索する」などの活動を行う。 QC活動は、QCサークルという小グループを結成して行うことが多い。

コトバンクより

そして、もう一つ。
バブル崩壊後の1991年か92年くらい、当時、まだwindowsは誕生していない時に職場にCADが導入された。私は、ドラフターでの図面の手書きトレースからCADで図面をトレースする移行期に立ち会った。

ただ、当時のCADは自動化されている訳ではなく、マニュアル操作、手入力ばかりだった。その分、エンジニアに改善提案を依頼し、小さな自動化システム=マクロを作ってもらっていた。この改善提案を5年弱の在職期間中、提出した数は数百、毎日提出することを日課にしていた。

何も変わらない毎日、いつも同じメンバー、仕事の内容も変わらない、そんな中で毎日、改善項目を見つけ対策を考えると言うことをしていた。改善項目を見つけられないこともあり、CADに限らず職場内の課題を見つけ、その対策を考えると言うことをやっていて、振り返ってみれば、いわゆる百本ノックみたいなことだったなと。

私にとってのロジカルシンキングはこうして現場で培われた。もちろん、ほんの一部分ではあるけれど、常識を疑う、疑問に思う目と思考が身に付いたのは間違いない。

  

知ってもらうために必要なマーケティング

情報格差が経済格差となっている今、その課題を解決するために必要なことは、いかに情報を届けるか、いかに情報を知ってもらうか?

ファイナンシャルプランナーとして仕事をしていた時からずっとこの課題を抱えて過ごしていた。そんな時、どんな商売、どんなビジネスをするにしてもマーケティングスキルが必要だと知り、書籍を読んだりセミナーに参加したりしていた。今でも、時間が許す限り続けているのは言うまでもない。

CADの導入期同様、SNSもまぁまぁ早いタイミングで利用をはじめ、広く普及していく様をこの目で見てきた。SNSは自己顕示欲を満たすためのものでもなければ、友達のランチの写真を見てイイねと押すだけでもなく、活用の仕方によっては商品やサービス、はたまた自分自身を知ってもらうことができるツールなんだと知った。そこでプライベートに使っていたSNSをビジネスメインの運用へと切り替えた。

日々の投稿から人の行動に仮説を立てテスト投稿をしてみたり、関心のある方に積極的にコミュニケーションを働きかけたり、その活用法についても勉強・実践・検証を繰り返している。面白くも難しいのは、トレンドが比較的短いスパンで変わると言うこと。毎日、SNSの利用時間が数時間に及ぶだけに、変化には敏感になってはいるけれど、最も重要なことは時代が変わっても普遍だなとも実感している。

SNSに限らずホームページなども含めたデジタルマーケティングを模索しながら戦略的に取り組んで来た結果が顕著に出たのは、キャッシュレスが世間を賑わせた2018,2019年だった。地元の情報番組やニュースに出演したり、いくつかの商工会議所で講師をしたり、表に出させて頂く機会を頂いたことは、マーケティングと言うものに手応えを感じ自信を持つきっかけとなった。

必要十分と言う考え方

もちろん、専門的なことや学術的な難しいことは知らないことの方が多いと自覚はあるものの、中小企業や小規模事業者などの現場で求められていることは、机上の空論でもなければ難しい論理ではもなく、目の前の課題を解決する方法。つまり、良い人材を獲得する方法や利益率を上げる方法、売上げを上げる方法と言ったシンプルでもっと直接的なこと。

以前、務めたコンサルティング会社で知った「必要十分」と言う言葉。

今のままで良いとは1ミリも思っていないけれど、この言葉は私に勇気を与えてくれた。足りないものは日々、学び続けていること、製造業からサービス業まで色々な業種業界での経験、どれもこれも強みだと考えられる様になった。

幸い、士業の方やベンダーの方、専門分野を持つIT技術者の方が周りにいて下さるので、縦横斜めに連携して企業の経営課題の解決に望むことができる環境は整っている。時には連携し、時には膝と膝を付き合わせ、目と目を合わせて、改善・実践しクライアント様の成長に尽力する、その覚悟が何年かごしで固まったと言う次第です。