ペライチサポーターサミット〜後編〜
12/1~12/2開催されたペライチのサポーターサミット、二日目
一日目はこちら
同室となった大阪の代表サポーター安達さんと、深夜3時くらいまでビジネス談義。女性でITのアドバイザーはそれほど多くなく、同じ目線で語れる人がほとんどいないため、私にとってペライチサポーターサミットは、情報交換の場としてもとても貴重な機会。
6時には起きて身支度を整え、朝のお散歩。
冷たい空気で寒かったのだけれど、落葉が色鮮やかで、とても気持ちの良い朝を迎えました。
初めての紙すき体験
さて、二日目は美濃市へ
まずは、紙漉き体験随分前に牛乳パックでハガキを作るキットで紙すきもどきを経験したことはありましたが、本格的な体験は初めて。
子どもの様にワクワクな体験が、紙をすくのはほんの数分のことでした。プロがやるとこんな感じ
紙を梳いた後はもみじを飾って、薄く梳いた紙を乗せてもらいます。吸引する様に水を切ってもらったら、次は乾燥。巨大なアイロンみたいなものに紙を貼り付けてもらって乾燥するのを待ちます。
紙すき体験を終えると、美濃市商工会議所事務局長、西田 典弘氏から美濃市の現状について説明を受けました。人口減少が続いていて2万超(現在、「市」は5万人以上)、人口の少ない市の一つとなっている一方、観光に関しては人口をはるかに超える人が訪れていることなどが紹介されました。
コスパ良すぎるランチ
続いて向かったのは、山の中に広がる日本庭園の美しい料理旅館「いずみ荘」
こう言うところのランチは、どんなに安く見積もっても3,000円
ガァ〜、なんと1,500円
おかしい!!この価格おかしいでしょ〜〜〜!!大丈夫でしょうか?ちゃんと、利益出てるでしょうか?特別価格だったでしょうか?
東京価格、地方価格とはよく言いますが、もうちょっと上げても良いのではないでしょうか?と思うほど、味よし、見た目よし、価格よしでした。
ここでは、美濃市観光協会の池村周二さんから観光客が集まる様になった成功事例、美濃和紙あかりアート展について伺いました。池村さんのお話を受けて、実際にその会場となる「うだつの上がる町並み」に行ったのですが、その前に…
パワースポット 洲原神社
パワースポット洲原神社へ洲原神社ではまた一段と美しい紅葉を見ることができました。燃えるような「紅色」は美しく、一際、目を引くものでした。が、洲原神社の御祭神 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、 伊邪那美命(いざなみのみこと)、 大穴牟遅命(おおなむちのみこと)が祀られている御本殿は明らかに空気が違いました。緑は色あざやかで凛とした空気に包まれて、息を呑むと言う言葉がぴったりの空間がありました。
訪れた当日は改修工事の最中でしたが、宮司さんから白山信仰のこと冬を前に祭り事を洲原神社で行うことなどお話を伺い、ここでも過去の歴史に身を寄せながら少し時間を楽しみました。
そして洲原神社では、「御朱印帳」デビューを果たしました。やりたいやりたいと思っていながら踏み出せていなかったことの一つに御朱印帳があったのですが、神戸のサポーター福谷佳衣子さんに便乗する形で一歩踏み出すことができました。
うだつが上がる...とは?
さぁ、いよいよ「うだつの上がる町並み」へ
美濃和紙あかりアート展で一躍有名となったうだつの上がる町並み。
あかりアート館、旧今井家住宅・美濃史料館を池村さんの解説を伺いながら巡りました。また、旧今井家住宅では館長さんがそれは詳しく解説して下さいました。お陰で歴史にも芸術にも疎い私でさえ、この町の素晴らしさ、先人たちの暮らしぶりに深く触れることができました。
どのくらい良かったか?来春をめどに家族で訪れる方向で現在、お財布と調整中であることからお察し下さい。
一部、写真でご紹介。これでもほんの一部です^^
マックではない不思議な”ハッピーセット”
そして、ここで忘れてはならないもう一つのパワースポットをご紹介しましょう。うだつの上がる町並みの真ん中ほどに位置する和紙の専門店「山根和紙の店」
ここにはハッピーセットと言われるとても不思議な一対の絵があります。手すき和紙に友禅総柄のことで「花鳥」と「平安絵巻」の2枚種類がセットになっているのです。
「花鳥」は良いことを吹き出し「平安絵巻」は悪いことを吸い取ってしまうと言われているそうです。
このハッピーセットにまつわる数々の不思議な出来事について話を伺ったペライチサポーターの面々は次々にこの絵を買い求め、在庫が...
わが家のお家事情も考え、今回は、ひとまずカードサイズのものを家族分購入して帰りました。
その後、ハッピーセットを購入したメンバーから続々と嬉しい報告が上がっていることは添えて、この話題はここまで...
サポーターサミットの意義
3回目となったペライチサポーターサミット。
志の高いペライチ創業者の一人、山下翔氏の元に集いし全国のペライチサポーター。
自腹での各地遠征は、私にとっては決して低いハードルではありませんが、志の近い方々との交流はもちろん、地方が抱える問題に向き合い解決の糸口を探る、これはどこかに所属することなく一人で仕事をしている者にとって、とても貴重な機会であり、研鑽と言うのはまさにこのことだろうと思います。
企業、個人関わらず、自分の知識と経験、目で見たもの、聞いたもの、その全てを信頼して相談してくださる経営者の皆様に、しっかりとフィードバックして行こう、改めて思いました。そして、これからも積極的に地方に足を運び関わって行きたいと思います。