2020年新聞読み比べ

明けましておめでとうございます

2020年、待望の東京オリンピックYearの到来です!!
近年、ITの急速な進化により戸惑っている方も多いと思いますが、政府は全分野におけるデジタルトランスフォーメーションを推進しています。オリピックはスポーツの祭典であると同時に日本の技術や文化を世界に発信することができる博覧会的要素も含まれています。

7月24日(金)の開会式までに、次々に新しい技術を目にする事になるでしょう。

令和になって初めてのお正月。
期待を込めて毎年恒例の新聞読み比べを行いました。

 

毎年、全紙の写真を撮影する際にどの様な配列にするか、それだけで10〜15分ほど時間を要しているのですが、今年は前日の大晦日に発覚した元日産の社長ゴーン氏の国外逃亡の話題がトップになっていました。この件については、NewsPicksでコメントしたのでここでは割愛します。

どこの新聞か分かるように、ゴーン氏の記事をクローズアップしないように何度も配置を変えながらただ漠然と新聞を眺めていると、ふと各紙の特徴が浮かび上がって来ると言いますか、そんな瞬間があって俗に言う「アハ体験」的で好きなのです。
 

今回の一面トップはゴーン氏意外にどんなテーマを持ってきているか?と言うのが各社らしさが現れるところです。

そんな特徴が分かるような配置にしたつもりですが、皆さんはどうお感じになられたでしょう?
 

5紙を比較すると言うのは、活字が苦手な私にはなかなか大変なことなので、まずはひと通り眺めるところからスタートします。目に飛び込んでくるのは見出しですが、それ以前にやはり一面広告は恐らく競争を勝ち抜いた企業の広告だと思いますので力の入れようもなかなかのものを感じます。
 

その広告について素晴らしいまとめをしているnoteがこちら

是非、ご覧頂きたい大作です!!
広告は未来感と期待でワクワクするものであっても、新聞によってはそれとマッチしていないと感じるものもあったのが残念です。もちろん、素人の個人的な感想ですが...
 

その一つは

新聞社によって得意とする分野に違いもあれば企業風土も異なります。それが紙面にも現れてくるわけですが、企業が行う色々な記者会見のライブ配信などを見ていても、質問力の低さが露呈しています。つまりこれまで表沙汰にならなかったような事でもあからさまになりメディアの存在意義さえ疑われることも増えています。結果的に読売新聞はデジタルやITの分野において他社から大きく遅れを取っているように見えて仕方ありませんでした。

続いて、スケールの大きさを感じたのはこちら

宇宙やロケットとは、全く縁のないところで生活していますが、こう言うニュースは純粋にワクワクしますね。この数年、日本の宇宙関連ビジネスの話題を耳にすることも増えて来ているので、このニュースは追いかけていこうと思います。

広告からwebサイトへ誘導するものもありましたが、日経新聞のARも含めてちょっと期待するものとは違っているものが多く、紙からwebへの誘導の難しさも感じた次第です。

さて、最後にどストライクのキャッシュレスに関する話題はと言いますと、日経新聞と西日本新聞の2紙だけと言う状況。すでにキャッシュレスより注目すべきテーマがあると言う判断だったと思いますが、それはごもっともだと思います。今年、キャッシュレス2.0が動きはじめるのは秋まで時間がありますから!!

例年、新聞の読み比べはFacebookの個人投稿で行なっておりましたが、今年は振り返りがしやすい様に、そんなことも想定してこちらに代表的な特徴と感じたところだけをピックアップしてご紹介しました。
 

当然ながら、オリンピックを盛り上げよう!!そんな気概を感じたのは全てに共通していたことですが、盛り上がっても浮かれることとは違います。この後に来ると言われている、景気後退の波に飲み込まれない様に、しっかり地に足をつけて一人でも多くの経営者の皆さんのIT化支援に全力を尽くす年にしたいと思います。

2020年が良い年となります様にご支援させて頂きたいと思いますので、
本年も何卒よろしくお願いいたします。

2020年元旦 CROSSHEART 代表 伊藤志保

余談...
新聞の購入は実家から片道15分足らずのところにあるコンビニに買いに行くのですが、迂闊にも予約するのを忘れた上に出遅れてしまったため全てが揃わず、その後、別のコンビニでも完売しており、結果的に実家まで戻って車で出直したと言う経緯がありました。

新聞もいよいよどこでも手に入らない状況になりつつあるのかな、と思った朝のひとときでした!!