キャッシュレス、AI、IOT視察

11月3日〜11月5日、東京での研修参加に合わせて、IOT、AI、キャッシュレスの視察に行ってきました。
主な目的は、JR東日本が赤羽駅ホームに設置した「無人コンビニ」、ローソンの「ローソンスマホペイ」、ロイヤルHGが展開する「大江戸てんや」、それぞれで完全キャッシュレスの体験することでしたが、福岡ではまだ目にしたことがない物も見つけてきました。


無人コンビニ


JR赤羽駅5,6番ホームに登場した無人コンビニ。平日10時〜20時の営業で、無人コンビニなのにサラリーマン的営業時間にクスッと笑ってしまいますが、現在は実証実験中(10月17日から2ヶ月)のため、常時スタッフの方が入り口で説明、出口でサポートをしていることから、この営業時間にも納得です。

10月17日オープン後しばらくは長蛇の列ができていたようですが、半月が過ぎ月曜日の10時半と言う時間が良かった様で待つことなく体験することができました。

まずは、入り口で交通系カードでの決済となること、手に取ったものとの読み違えが発生するケースがあること、困った時には店内でアナウンス対応ができることなど説明がありました。いざ、モバイルSuicaの登録されたiPhoneをかざして… 反応がない。 Apple Payの場合、iPhone上部をかざすと良いそうです。

ピッと音がなると共に自動ドアが開き入店、店内には飲料、菓子など約140種類の商品が販売されていました。ボンタン飴を一度、手にしたものの思わず、歯を治療中であることを思い出し棚に戻し、帰りの機内用に炭酸水とおかきを購入することにしました。

決済ゾーンに向かうと、ディスプレイに商品名と合計金額が表示され、ボンタン飴が表示されていないことを確認してSuicaをかざしてレシートを受け取り退店。スタッフの方から間違いがないか確認があり、レジ袋(決済ゾーンにもあります)をもらって体験終了 。

ほんの数分の出来事に、なんともあっけない体験でした。が、ここにはAIやセンサー、カメラなど最新の技術が凝縮されていて、この「あっけない」が近い将来、一部では当たり前になり、停電や災害対策も同時進行で進められていくんだろうなと実感しました。

とは言え、もっと現実的なところでは福岡ではまだ見たことがない、コンビニのセルフレジも新鮮でした。大手スーパーではセルフレジを導入するところは増え重宝していますが、人も多い東京だからこそセルフレジからの無人レジの流れが一足先に導入されていくのも納得でした。地方ではセルフレジは導入されても無人コンビニではなく、菓子やパンの自動販売機が多少充実するくらいかなと感じました。


ローソンスマホペイ

ローソンの新サービス「ローソンスマホペイ」は、自分のスマホで店内の商品をスキャンして、決済することで、レジに並ばずに買い物ができるというもの。

ローソンアプリを立ち上げ「ローソンスマホペイ」をタップすると、最寄りのローソンが検出されます。入店して早速、商品を選ぶのですが、ここではカフェオレとプレミアムロールケーキを購入することにしました。

バーコードをかざすとスマホに商品が表示され、支払い方法を選択して決済完了。店内入り口付近に設置しているタブレット横のスキャナーにQRコードをかざして退店すると言う流れ。

こちらのローソンでは店内にタブレットと電源を備えたカフェスペースがあったのでスマホの充電方々、休憩をして退店しました。

スマホでバーコードを読み取れると言う技術がどれだけすごいことなのか分かりませんが、商品を購入するだけの人はスマホペイで、公共料金の支払いや宅配などの手続きが必要な人は対人レジで、そんな流れになると人も少なくてすみますね。


大戸屋てんや

店内に入るとまずは注文と言うことで3台設置されていたタブレットで注文をします。設置されているタブレットは、昨年11月にオープンしたロイヤルのキャッシュレス店舗1号店「GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町店」と同じものでした。メニューを選んで、Check。

ここでこの注文端末での作業は終わり、隣に設置している決済端末へ移動、支払いをする流れでしたが、このオペレーションは分かりにくく、今回はスタッフの方が何やら操作をして決済となりました。恐らく、改善されていくでしょう。


注文番号表を受け取り、店内の電子掲示板に番号が表示されたら料理を取りに行くと言う流れの様ですが、日本人客にスタッフも日本人、お客さんも私を含めて二組と言うことで、60才前後の女性スタッフの方が番号を呼んで、おまけに天丼を運んで来て下さいました。

この「てんや」の注目すべきはキャッシュレスだけではなく、日本語が分からない外国人でも料理が作れる様に、天ぷらの揚げ方から丼への並べ方まで細くマニュアル化されていて、新人もベテランもなく働ける環境が整っているのが特徴です。

日本中どこでも人気の牛丼チェーンがどんな展開を準備しているのか気になるところです。


アイサイト体験

滞在先の横浜で赤レンガ倉庫まで足を伸ばしたところ、たまたま全国の物産展が開催されていた中にスバルのぶつからない車「アイサイト」の体験会も開催されていたので体験してきました。

運転席に座るスバルの方から設置されているカメラや衝撃についての説明が行われた後、いざ!!

ジェットコースターほどの衝撃ではないものの、それを彷彿とさせる衝撃がありました。アイサイトは、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故へも対応しており、バックでも同じ様な衝撃はあるものの、”ぶつからない”を体験して来ました。

画像をクリックすると映像をご覧頂けます。

完全自動運転の車が日本で当たり前に公道を走る様になるには、解決しなければならない問題が多すぎてまだ時間がかかることが予想されるため、まずは目の前の事故を少しでも減らして行くことを考えると、この様な車への買い替えが優先されると良いなと感じます。

ちなみに、物産展は現金Onlyでした。全国からうまいものが集まっていてどれも食欲をそそられるものでしたが、どこを見てもキャッシュレスの店はなく、やっぱりか、やっぱりねと思いつつ、福岡だったらLINE Payや楽天 Payが使えたかもね〜なんて感じたところです。もちろん、全国から集まっているので致し方なしなのかもしれませんが。

チョイモビ

日産が本社を置く横浜ならではの取り組み「チョイモビ
TVで見て存在こそ知ってはいましたが、偶然、見つけることができました。
EVカーシェアリングのコンパクトカー「チョイモビ」は、おもちゃみたいな車でしたが、名前の通りチョイ乗りにはすごく良さそうです。

ガラス窓はなく備え付けられたビニール性の雨避けをマジックテープで止める構造だった様ですが、最後に乗った方が開けっ放しにしていたため、車内に雨が振り込んでいました。

福岡市内中央区や博多区を中心にシェアサイクル「メルチャリ」が行きかっていますが、重い荷物がある様な時はチョイモビは使い勝手が良さそうです。ちなみに、名前は違うものの、都内でも同じタイプの車を見つけました。

まとめ

都心でのキャッシュレス環境と言う視点でこの他にも色々なものを見てきた視察旅行でしたが、都内だからこそと言うものから福岡市内でも導入されそうなもの、さらに地方にはもっと別のものが普及するのでは、そんなことを思いながら歩きに歩いた3日間でした。

また、キャッシュレス普及への課題も新たに見えてきましたので、こちらはご希望の店舗、個人事業者の方のキャッシュレス導入支援の際にサポートしていきたいと考えています。

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